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中国代理人とWeb会議を行いました。
4月7日、中国の北京三友知識産権代理有限公司とWeb会議を行いました。北京三友事務所とは10年以上の付き合いがあり、当事務所のクライアントの中国における知的財産権の取得に尽力して頂いています。毎年、対面でお会いする機会があったのですが、コロナ禍の影響で今回、Web会議を実施することになりました。
北京三友事務所から、呉先生、李先生をはじめ4名の先生方が出席され、新型コロナウィルスの両国の状況など、情報交換をしました。
ついで、2021年6月1日から施行される第4次改正中国専利法についてレクチャーをして頂きました。特許に関し、オープン・ライセンシング制度や権利保護の強化策(懲罰的な損害賠償、行政取締権限の強化)などが規定されるとのこと。中国における権利活用の選択肢が広がり、また、権利侵害行為の抑止力が強化されています。
また、日本と中国の審査実務の相違に関し、事例を挙げて議論しました。